日経コンピュータの読書感想文です。
Windows7の稼働台数
個人で600万台、法人で700万台とのこと。
とはいえ、2018年7月には2000万台近くあった法人機は単調に減っているのは、当たり前とはいえ企業努力と言えそうです。
住信SBIネット銀行が勘定系を日立に切り替え
NEFSSというIBMの勘定系パッケージからLinuxベースの日立製に切り替えるようです。
導入実績は肥後銀行とのこと。
勘定系刷新の奪い合いは続きそうです
メガバンク初の理系社長
三菱UFJの社長が初めて理系出身になったようです。
この理系出身というのも、単に大学を理系の課程で修了しただけです。
あまりなんの区分けか分からず本質的ではないニュースだな、とも思いました。
ちなみに東大の理学系の修士課程卒とのこと。
ガードナー社によるクラウド抵抗国認定
アメリカが世界で一番進んでいる、という前提のもとで追跡国(1~3年遅れ)、遅延国(4~6年遅れ)、抵抗国(7年~遅れ)とジャンル分けしているようですが、日本はインドネシア、アルゼンチンと並んで抵抗国とのこと。
逆に追跡国は、カナダ、イギリス、オランダ等々。
冊子では遅れの原因は日本固有のSIerという存在、とありますが、世界にも同じ構造はあると思うのですがどうなんでしょう。
東武鉄道のシステム障害
2019年9月にあったそうです。記憶にないのですが...
原因は排他制御のバグで、運行管理装置がデータの不整合を起こしたとのこと。
システム導入19年目にして起こったバグということで、そういうこともあるんだな~と思うばかりです。
ネットワーク設計のドキュメント
基本設計書で ネットワーク設計の考え方を記し、
デザインシートで 基本設計を実現するためのネットワーク機器やパラメータを記し、
構成定義情報で ネットワーク機器を設定するための構成定義情報 を書くとのことです。
終わりに
運用畑にいるからか障害記事に目がいきます。
先日はJRも一時クレジットカードが使えない事態になっていましたので、これもまた取り上げられるんですかね。
不謹慎ですが、テクニカルな観点で学びが多そうなので楽しみです。