パケットに付与されるタイムスタンプ
例えば最初のコネクション確立においてクライアント側が入れたTSValが応答側のTSecrに格納されています。
[SYN] Seq=0 Win=14600 Len=0 MSS=1380 SACK_PERM=1 TSval=YYY TSecr=0 WS=128 [SYN, ACK] Seq=0 Ack=1 Win=65535 Len=0 MSS=1440 SACK_PERM=1 TSval=XXX TSecr=YYY WS=512
同値の仕様を確認するとTSvalはその名の通りタイムスタンプバリュー(TS Value)の略、TSecrはタイムスタンプエコーリプライ(TS Echo Reply)。ACK時に元のパケットのTSvalをTSecrに複写する動きをしますが、TCPコネクションがうまく言っていないとここの値が別のSYCの値を持ってきていたりします。そうなるとクライアント側はRSTパケットで切断をかけます。