要するに
高速性を兼ね備えたシンプルさ
です。
パケットを見れば他の規格と比べてシンプルであることは分かりますが、高速性はミソです。
というのも、イーサネットはCSMA/CDという仕組みで衝突を管理していて、この仕組みを採用する以上は高速化は見込めないと当時は思われていました。
ところが、ケーブルの進化やケーブルを直接スイッチに指す形態(ケーブルを複数機器で共有しない形態)の普及によって衝突検知の仕組みが高速化の妨げにならない時代がきます。そんな背景もあって、デバイス層はイーサネットが王者になったんですね。なるほどな~。