インフラ系SEの技術メモ

雑なエンジニアが低信頼性のメモを書いています。参考程度にとどめてください。

ファイルシステムとして利用する観点における論理ボリュームとパーティションの違い

ファイルシステムをマウントするまで

このあたりって結構当たり前かのように記載されることが多いので改めてメモ。

そもそもハードディスクのような金属の塊をコンピュータが利用しようとすると、パーティションといって区画を切る必要がある。
その区画の切り方は色々あるけど、動いているOSが古いものだと古い規格を使わないといけないけど、最近のOSであれば新しいバーション方式である(GPT)で切ればOK。

その切ったパーティションをそのままファイルシステム化させてもいいんだけど、そうするとディスク=ファイルシステムと1:1の関係になってしまう。ディスクより大きなサイズでファイルシステムを使いたい時はどうすればいいのか?

論理ボリュームとして扱う

その答えがディスクを一旦物理ボリュームとしてラベリングし、その物理ボリュームをボリュームグループに属させる。
ボリュームグループは色んな物理ボリューム(ディスク)の集合体で、そこから自由に切り出したのが論理ボリューム。

要は一旦プールに預けるのが論理ボリュームだけど、別にそれを使わなくてもファイルシステムとして利用はできるよっていう話。
このあたりは難しいのでインフラエンジニアじゃない限りは知らなくてもいいとは思います。