インフラ系SEの技術メモ

雑なエンジニアが低信頼性のメモを書いています。参考程度にとどめてください。

Linuxで動くHAProxyのTCPログのざっくりした見方

難解

以下のようなログが出力されますが意味不明ですよね。

Oct 13 10:26:42 localhost haproxy[22692]: ...:35992 [13/Oct/2020:10:26:36.387] hoge hoge/fuga 1/2005/5654 2763 -- 182/179/179/170/2 0/0

というわけで大事そうなところをざっくり説明しました。

がっつり見たい方は以下。

syslogの送付元

localhost

と記載がある部分です。このあたりはHAProxyというよりrsyslogの話。

送信元IP:送信元ポート

以下の箇所です。haproxyプロセスにパケットを投げてきたサーバが分かります。

10....:35992

haproxyが受信した時刻

以下の部分。頭の部分はSYSLOG側が付与したものなので特に別サーバで送られてくる場合は後ろの時刻が本当の時刻です。

[13/Oct/2020:10:26:36.387]

frontend名

以下の箇所ですね。frontend名が表示されます。

hoge

haproxy.cfgに記載したfrontendの条件であるbindを元にしてます。

backend名/サーバー名

以下のようにbackend名が表示されます。

hoge/fuga

こちらもbackendとして記載した情報を元に表示されます。

backend hoge
    mode tcp
    balance source
    server fuga 10.40.40.1:80 check
    server fuga2 10.40.40.2:80 check

通信パフォーマンス

キューで滞留した時間/サーバに接続するのにかかった時間/トータル接続時間とのことなので最後の部分が大きくなりすぎてないかは結構大事な情報ですね。

1/2005/5654

単位はms。

総バイト数

どうでもいいですが、ここが大きいなら通信時間が大きくても仕方がないかも。

2763

接続成功状況

かなり大事な箇所、上のログでいう以下の部分。

 -- 

問題なければ上のようにハイフンとなりますが、接続に失敗した場合は timeout または errorとなります。

それ以外の箇所

とりあえずはどうでもいいと思います。